2011年3月の香港映画祭を皮切りに2012年8月のインドのオシアン映画祭まで約1年半にも及ぶ地球一周の巡回上映を経て、「ミロクローゼ」がついに日本に逆上陸。

神秘的な美女に恋をする子どものような外見の会社員、草食系男子の悩みを一刀両断する恋愛相談員、何者かにさらわれた恋人を探す片目の浪人。「ミロクローゼ」のタイトルが示すように彼らはみんな、自分だけの「愛の象徴」を持つ一見曖昧に結びついているだけの三者三様のラヴストーリーだが、3人は同じ時空を生き、愛に惑い溺れ一人の愛する女になりふり構わず突き進む愚かな男なのだ。
果たして、男たちは「ミロクローゼ」をその手につかむことができるのか！！
ハチャメチャな奮闘が、ペーソスを交えた笑いを誘い出していく！！

マネキン主演の異色コメディ「オー!マイキー」で一世を風靡した映像作家石橋義正がオリジナル脚本を自ら映画化したダンス満載のラヴ・ファンタジー
今最も熱視線を注がれる俳優・山田孝之が扮するのは、愛に突き動かされる3人の男―恋愛相談員・熊谷ベッソン、浪人・タモン、チャーミングなオブレネリ ブレネリギャー。そのカラフルな演じ分けは、固定のイメージを持たない山田孝之の「真骨頂」と言えるだろう。

退屈する暇は皆無！
急転を重ねていく怒涛の90分に圧倒される。